星の配置で占う:西洋占星術

ホロスコープとは

西洋占星術では、その瞬間の星の配置で情報を読み取る占いです。
人の運勢を占う場合は、その人の生年月日と時間と場所から、その瞬間の星の配置を割り出して占います。
運勢だけでなく、性格や向いている職業、恋愛の傾向や得意なこと不得意なことなどを知ることができます。
そこで必要なのが『ホロスコープ』です。
『ホロスコープ』はその瞬間の天体の方角や位置を読み取るもので、自分のホロスコープを作ることができます。
最近は、インターネット上に情報を入力するだけでホロスコープを作ることができるものもありますので、検索してみると良いでしょう。

西洋占星術は、古代バビロニアでカルデア人が考案した“学問”で、ギリシャに伝わったものが日本に流れてきたと考えられています。
ホロスコープは、時間(ホロ)を見る(スコープ)するという意味で、要は星を読む学問ということですね。
星の方角や位置と、そのときに起こった出来事のシンクロニズムを読み解き、占うことができます。

『特定の時間=誕生した瞬間』
『出来事のシンクロニズム=そのときに起こった出来事』

西洋占星術で未来を知る

ホロスコープにはいくつかの読み方があり、非常に複雑なものとなっています。
ここでは、基本的な方法でホロスコープを読み解いていきましょう。

では、基本的なホロスコープの読み方です。

惑星、星座、ハウスで構成されているホロスコープのそれぞれの意味は以下の通りとなります。

・惑星  = 機能
・星座  = 特徴
・ハウス = 分野

ホロスコープでは、『どの惑星』が『どの星座』にあり『どのハウス』に属するかを読み取り、『どの“機能”(惑星)が、どんな“特徴”(星座)を持ち、どの“分野”(ハウス)で発揮されるか』を読み取ることができます。
ただし、惑星と星座の関係の変化はゆっくり移行しますが、惑星とハウスの関係は地球の自転に伴って変化するため『時刻』が重要になります。

では、ホロスコープの基本的な読み方『トランジット』で未来を占う方法です。
惑星は黄道12星座を巡りながらその瞬間のホロスコープの惑星上を通過して、アスペクトを形成します。(アスペクト=角度)
アスペクトは惑星で、一定の運勢の意味を持ているため、アスペクトを形成する時期を解くことで運勢が読むことができるのです。
太陽は1年に1回のペースでホロスコープの上を回りますので、出生の惑星とのアスペクトで一年の運気を読めるというわけです。

また、木星・土星・天王星の3つの大惑星が出生の惑星と形成するアスペクトは、“人生の大きな転機”となり、幸運期・不運期としては大きな出来事を示します。
トランジット法では、下記4種類のアスペクトを使用し、その意味はアスペクトを形成する惑星で大きく異なります。

運行する惑星と出生ホロスコープの惑星が = コンジャンクション(0度)を形成する時。
                    = オポジション(180度)を形成する時。
                    = 近づきながらスクエア(90度)を形成する時(上方スクエア)。
                    = 遠ざかりながらスクエア(90度)を形成する時(下方スクエア)。

つまり、上記アスペクトに近づく時には影響力が強くなっていき、遠ざかる時には影響力が弱まってきます。
ですから運勢を見る上では、誤差ゼロのアスペクト形成時よりも、近づく時の方が『幸運期』や『運気低迷』へと移行を強く感じるでしょう。

ハウスは運命を知る12の部屋

先ほどから『ハウス』という言葉が出ていますが、『ハウス』とは一体なんのことなのでしょうか。
ホロスコープをケーキカットのように区分し、1~12の番号がついているのが『ハウス』です。

12分されており、地球上の活動を示すものです。
黄道12星座の宮は、宇宙的周期で1周しますので、人の一生で動くことはほとんどありません。
しかしハウスは、地球の自転に伴って1周するため、1日24時間で1周することになります。
ハウスを知ることができれば具体的にホロスコープを読むことができるようになりますが、本格的な占星術ではなく一般的に楽しむ占いの場合は、ハウスは気にしないということもできます。

・第1ハウス
生命のハウス。その人自身を表します。
生まれ持った基本的な運命、性質、クセ。或いは外見や容姿を見ることができます。

・第2ハウス
金銭のハウス。仕事や収入、才能や資質などその人が所有するもの表します。
向いている仕事やその人ができる社会貢献の方法などを知る事ができます。

・第3ハウス
知性のハウス。コミュニケーション能力、学習や知識などを表します。
兄弟姉妹の関係や集団の中の関わりを見ることができます。

・第4ハウス
家族・家庭のハウス。癒しや心の拠り所・や家を表します。
財産・不動産の相続や家業の引き継ぎなど、家庭環境などを見ることができます。

・第5ハウス
娯楽と創作のハウス。その人の人生を楽しいものにできるかを表します。
恋愛・趣味・芸術的な創作活動など、どんなことを楽しみとして持つことができるかを読むことができます。

・第6ハウス
労働と健康のハウス。仕事自己管理などを表します。
仕事に必要な要件、身に付いた能力、健康管理の重要性を意味します。

・第7ハウス
対人のハウス。自分:他者の関係を表します。
人生・仕事のパートナー、或いはライバルなど、協力・反発の体制を意味します。

・第8ハウス
支配・継承のハウス。人生が一変する何かを表します。
遺産相続、仕事上での買収、他者に対する支配など、良くも悪くも相手の何かを自分に取り入れる事態を示します。

・第9ハウス
政治や哲学のハウス。精神的・抽象的な学び、思想などを表します。
海外に関する内容も含むため、ここに星が多く存在する場合は、海外留学や国際人など海外に縁があるでしょう。

・第10ハウス
社会的成功のハウス。現実の社会におけるその人を表します。
社会への適応力、肩書き、野心や成功、計画性などを示します。

・第11ハウス
社交のハウス。対友人や集団への反抗心を表します。
適度な距離、横の繋がり、共通の目的などの社交性を見ることができます。

・第12ハウス
障害・魂のハウス。死後の魂、無意識の願望、秘密の関係など、何かに隠れて見えないものを表します。
心の敵やトラウマ、インターネットやメディアなど、目に見えないものに関することを見ることができます。

無料西洋占星術

ここまでご覧になってお分かりのように、西洋占星術は単純なものではありません。
読み取るには深すぎる学問ですし、正確な判断をするには正確な知識が必要です。
もちろん学ぶことは不可能ではありません。
多くの方が専門知識を身に付け、ノウハウとして西洋占星術を活用していますが、学問としてこれを学ぶには軽い気持ちではお勧めできません。

単に西洋占星術で占いたいという場合は、占い師に占ってもらうという方法もあります。
最近は、インターネット上に『無料西洋占星術』というものも増えていますので、試してみると良いでしょう。
ただし、手軽に利用することはできますが、情報の漏洩には気を付ける必要がありますね。

しかし、熟知することでさらに世界が広がるのも『西洋占星術』の魅力です。
一から学ぶことで生き方が変わるとも言われていますので、トライするのも良いですね。

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