スピリチュアルでは蝉は幸運の象徴

蝉のイメージ

日本人が持つ蝉のイメージと言えば、“夏の象徴”ではないでしょうか。
蝉の声が夏の暑さをより暑く感じさせるのは、決して気のせいではないと思っている人は多いでしょう。
「蝉の声を聞くだけで夏を感じる」という方は多く、蝉のいない夏をイメージできないという方もいるようです。
また、土の中で数年もの間を過ごし、地上に出てきてから1週間で命が絶えるというところから、儚いという印象を持たれることも多いでしょう。

あまり知られていない話しですが、イソップ寓話の『アリとキリギリス』の原作は実は『アリとセミ』なのです。
この物語を翻訳して広めた国にはあまり蝉がいなかったため、馴染みのあるキリギリスに変わったという話しがあります。
しかし少なくとも日本人の中には、『アリとキリギリス』のキリギリスのようなイメージは、蝉に対して持たれていないのではないでしょうか。

南フランスのプロヴァンス地方では、蝉は“幸せ”の象徴となっています。
元々フランスには蝉はあまり生息しておらず、生息が認められるのは南フランスの辺りだけとなっていることから、蝉は非常に珍しい昆虫なのです。
そのため“幸せ”の象徴であり、鳴き声が大きいほど豊作になるとも言われています。
縁起物として蝉のグッズも売られておりますし、“幸せ”の象徴であることが窺えますね。

また、中国では蝉が“復活”や“再生”“永遠の美”の象徴となっており、日本の儚いイメージとは真逆の印象を持たれています。
しかし何度も繰り返す脱皮に注目をすれば、中国が持っている蝉のイメージにも頷けます。
確かに、蝉のパワフルな鳴き声は、暑い夏に負けない強さや、凛とした美しさを感じるところもありますね。

虫のスピリチュアルな意味

実は、虫に好かれる人は、スピリチュアル的に霊界と繋がりを持つことができる人だと言われています。
虫を通じて、霊界からのメッセージが届いているということです。
虫の知らせ=第六感 という捉え方をすることができますね。
身の回りに虫がいるときは、虫に託されたメッセージが届いているということですね。

ただし、虫によってメッセージの意味は異なります。

◆蜘蛛◆

蜘蛛を嫌っている人は多いようですが、スピリチュアルでは良い意味を持っています。
蜘蛛の巣ができると、幸運が運ばれると言われています。
蜘蛛そのものを家の中で見た場合は、金運が上がると言います。

◆てんとう虫◆

てんとう虫が幸運の象徴であることは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
特に体にてんとう虫に止まったときには、幸せがやってくるとされています。

このように、虫にはそれぞれにスピリチュアルな意味がありますので、あまり見たことのない虫が珍しく目の前にいたときは、スピリチュアルなメッセージが込められているかもしれませんね。

蝉のほかにも幸運の象徴とされている虫

スピリチュアルでは、蝉は虫の中でも幸運の象徴とされています。
日本人が持っている蝉の印象とは異なりますが、スピリチュアル的には幸運に引き寄せられる虫と言われています。

蝉以外にも、蝶、てんとう虫、トンボ、カナブンなどは、幸運に引き寄せられる虫だとされています。
幸運な状態にある人にそういった虫が近づいてくると言われており、幸運のエネルギーに引き寄せられたり、幸運が近づいてくると予兆として寄ってくることもあります。

逆に、不幸に引き寄せられる虫として、ハエ、蛾、アリ、蜘蛛、カマキリ、蜂などがあります。
マイナス思考やネガティブな発想ばかりをしていると寄ってくるといわれており、夜の蜘蛛はこれからやって来る不幸の予兆だと言われています。
何匹もいたり、大量にたかっている状態を観た場合は、用心した方が良いでしょう。

虫は昔から良くない意味の慣用句に多く使われています。
・腹の虫がおさまらない
・虫がいい
・虫の知らせ
・虫唾が走る
・虫の居所が悪い

こうした慣用句に使われている良くない意味の虫の使い方は、中国の道教が由来の三虫から来たものだと言われています。
三虫には言い伝えがあります。
それは、三虫は人間の体に住みついている虫で、住みついている人間が悪いことをすると寝ている間に三虫が体から出て、神様のところへ悪さを報告しに行くというものです。
その度に、その人は寿命を縮められるということです。

もしも虫がうろつくことがあったら、それは何かのサインかもしれません。

蝉が示すサイン

スピリチュアル的に、蝉には良い意味があることはお分かりいただけたのではないでしょうか。
実は蝉には、もう一つの意味があります。
それは『スタートのサイン』です。
蝉が土の中で数年を過ごすことは上記でも触れましたが、地上に出てきてから一気に鳴き声を上げます。
このことから、これまで学んできたことや準備してきたことが、一気に開花する暗示だとも言われています。
蝉の激しい鳴き声から、土の中で数年を過ごしたことなど全く想像できませんね。
まるで生まれたときから鳴いている虫のように、命の限り鳴き声を発します。
そのように、これまでの準備を微塵も見せることなく、その力を存分に発揮することができるということですね。

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