瞑想と精神世界

価値観の変化

人はそれぞれ価値観を持っています。
よく「結婚相手は価値観の合う人」などと言われますが、この価値観とは一体何なのでしょう。
価値観は物事に対する個人的な考え方で、単純に好きなもの嫌いなもの、不快なもの心地よいものなど、個人の感じ方に通じるものがあります。
考え方や感じ方は個人で異なりますので、「価値観の違い」ということもありますね。

では、この価値観はどのように造られるのでしょうか。
ほとんどがそれまでの経験や見聞きしたもので出来上がりますが、中でも育った環境や親の教えなどが大きく影響を与えます。
しかしその価値観が本当に正しいのかどうかは分かりません。
また、その価値観が自分を生きにくくしていることもありますし、それが原因で自分を否定的に捉えてしまう場合もあります。

瞑想は、人の価値観を変えることができます。
例えば、どんなに一生懸命やって周りが認めてくれても、自分自身が自分を認めることができず、頑張っても頑張っても満足できない人や、好きでやっていることなのに心から楽しめない人などは、瞑想をすることで価値観を大きく変えることが可能です。
というのも、瞑想は本当の自分を見つけることができ、本当に望んでいることや欲しいものを知ることができるからです。
価値観は、あくまでも経験や環境に造られたもので顕在意識に存在する意識ですが、瞑想で知ることができる自分の声は潜在意識にある気付くこともなかった本当の自分です。
瞑想をすることで本当の自分の声を聴き、そこで価値観はガラリと変わっていくのです。

自分を解放し、自分を許すことができれば、非常に生き易くなるとは思いませんか。
価値観は、生きてくためには非常に重要な要素となります。
瞑想をして、自分を楽にしてあげましょう。

ヨガの本当の意味

ヨガと言えば、ゆっくり呼吸をしながらポーズを取ることを思い浮かべるのではないでしょうか。
確かにそうですね。
多くのヨガ教室では、先生に習ってポーズを取ってゆっくりとした呼吸法を行います。

ヨガは本来、『結び付けること』を意味しています。
感覚と心を結び付けて、心が分散することを抑制することが目的なのです。
つまり『瞑想』です。
ヨガは瞑想、瞑想状態にあることをヨガというのです。
そして瞑想することで訪れる悟りを意味しているのです。

ですから本当のヨガでは、体を動かしてポーズを取ることだけではなく、瞑想がその中心になければいけません。
瞑想なしでは、ヨガの効果を得ることはできません。
ポーズを正しく取るには、気の活性化が必要です。
ヨガは、瞑想をして集中することで心身を結び付けて、その効果を得ることができるのです。

瞑想のメリットと行う方法

瞑想にはたくさんのメリットがあります。
中でも『衝動を抑える能力を高める』ことは、即効性を感じるでしょう。
衝動を抑える能力を高めることで、良好な人間関係を築き、信頼性を高め、思慮深い行動をするようになります。
ほかのメリットを見てみましょう。

・不安感が和らぐ
・気持ちが落ち着く
・ストレスの軽減
・集中力をUPする
・記憶力のUP
・作業効率のUP
・観察力、創造性をUP
・思い遣りの気持ちが生まれる
・気付きの力のUP
・欲求の在り方が変わる
・幸福感、リラックス感をUP
・思慮深くなる
・共感力のUP
・免疫力のUP
・体が冷えにくい
・脳の能力をUP

ほかにも、15分間瞑想をすることで2時間のレム睡眠と同じ効果があったり、加齢による脳能力の低下を防ぐ効果があります。

瞑想は簡単に言えば、坐骨を立てて座り、目を閉じて、肩の力を抜いて、鼻でゆっくり呼吸をするだけです。
初めのうちは雑念が湧きますが、呼吸を意識することで頭の中を“無”にすることができるでしょう。

瞑想の呼吸法

では、瞑想の呼吸法について、具体的に説明しましょう。

静かで落ち着く場所を選んでください。
お香やアロマ、瞑想のための曲などを用意すると良いですね。

あぐらか椅子に浅く座ってください。
坐骨を立てて、背筋を伸ばしましょう。
あぐらの場合は、お尻の下に半分に折った座布団などを入れると楽に坐骨を立てることができます。
瞑想は、“心”“姿勢”“呼吸”でセットです。

鼻から吐いて鼻から吸う呼吸をしてください。
呼吸は深く行います。
呼吸が浅い状態は、イライラしやすく心が乱れます。
正しい姿勢で深く呼吸をしますが、いっぱいに吸い込み、長くゆっくり吐き出すことを意識して下さい。
吐くことは人をリラックスさせ、副交感神経が優位に働きます。
吸う秒数の倍の秒数で吐き出します。
5秒吸って10秒で吐き切る。
7秒吸って14秒で吐き切る。
ご自身の呼吸のリズムを作りましょう。

自分の呼吸を観察します。
呼吸をすることに集中し、頭の中を“無”にします。

瞑想は、毎日15分程度行ってください。
朝晩2回に分けても良いでしょう。

呼吸する際は、鼻呼吸で吐き切ることが重要です。
腹式呼吸で、ヘソを背骨に近づけるイメージで吐くと良いでしょう。
呼吸は徐々にゆっくりにしていき、『いま呼吸をしていること』『いま座っているお尻の感覚』『自分の姿勢』など、“いま”に意識を集中します。
もしも雑念が湧いて来たら、すぐに呼吸に意識を戻します。

瞑想で最も大切なのは、継続するということです。
無理なく続けるためには初めから長時間行わず、生活の中の隙間で行うようにすると良いでしょう。

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