精神世界の引き寄せの法則を正しく理解しましょう

引き寄せの法則の原理

『引き寄せの法則』という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。
引き寄せの法則の間違った捉え方で最も多いのが、『望んでいることを願えば叶うおまじない』という捉え方です。
まず第一に、引き寄せの法則はおまじないではありません。
また、『願えば叶う』というほど単純なものでもありません。
ただし、誰にでも実行することはできますので、正しく理解して是非実行してみましょう。

引き寄せの法則の原理は、“自分の中にある何か”が“何かを引き寄せる”というものです。
この世の中にあるものは、全て波動を持っています。
人間や動物などの生き物だけでなく、花や木などの植物や石ころや食べ物、思考や想いにも波動はあります。
波動は基本的に細かく振動しており、目に見えるものではありません。
それぞれ別々の波動を持っていますが、同じ波動のものもあります。
ラジオの周波数を思い浮かべてください。
周波数が1ヘルツでもズレると雑音が入ってしまいますし、別の周波数では別のラジオ局の放送を聴くことができますね。
同様に、思考や想いの波動が同じ人とは、共鳴し合うことができます。
『気が合う人』『一緒にいると心地よい人』というのは、波動が合う人、共鳴し合う人だということです。
逆に、『気の合わない人』『一緒にいることが嫌な人』というのは、波動の合わない人、共鳴し合わない人、ということですね。
“類は友を呼ぶ”という言葉がありますが、それは波動が起こすことなのです。

つまり、引き寄せの法則で望みを叶えるためには、望むものの波動を自分の中に持つ必要があるということです。
例えば、「お金持ちになりたい」と考えたとき、まず先に自分の中に「自分はお金持ちだ」という波動を持つ必要があるのです。
「お金持ちになりたい」と考えたとき、その人の中には『お金がない』『お金がほしい』という波動があります。
それでは、「お金がない」「お金がほしい」という状態を引き寄せてしまうのです。
ですからまず自分の中に「自分はお金持ちだ」という波動を持つために、「自分はお金持ちだ」ということを信じて思い込む必要があるのです。

潜在意識が持つパワー

人は誰でも、認識することができる『顕在意識』と認識することができない『潜在意識』があります。
顕在意識は自分が考えること、意識できる意識、論理的な思考や理性などのことを指し、「仕事へ行こう」「〇〇を食べよう」などがそうですね。
顕在意識は人間の意識の3%程度と言われており、残りの97%は潜在意識だということです。
潜在意識は意識できない意識のことで、直感や感覚、感情などは潜在意識が生んだものです。
過去の考えや欲求などが蓄積されたもの、日常で見聞きしたものや印象、観察したことが溜まったものだと捉えると良いでしょう。
そうした潜在意識が何かの拍子に現れ、自分の感覚として感じることがあるのです。

人の意識の97%を占める潜在意識には、どんなことが溜まっているのか自分でも分かっていないことがほとんどです。
ですから苦手意識を持っているものや嫌いなものなどの原因が、潜在意識の中にあることもあります。
ただし、潜在意識には良いこともたくさん詰まっていますので、それらを呼び起こすことは非常に大きなパワーとなるでしょう。
しかし3%の顕在意識で生活をしているため、残りの97%の潜在意識を意識することができません。
精神世界では潜在意識に働きかけをして呼び起したり、潜在意識を書き換えたりして、幸せを引き寄せることができるのです。

精神世界と哲学

哲学とは、事物の根源のあり方や原理を理性で追求するもの、或いは経験から造られた人生観のことです。
つまり、哲学は“客観的”な思考です。
思考や経験など具体的なものの抽象度が高く、その中から原理原則だけを抜粋して思考を重ねて行くものです。
普遍性があり、通常で引用することが可能です。
ある程度の常識がある人が納得できるだけの妥当性があり、論理的でなければ哲学とは言えません。
さらに批判されることで精査され、より多くの方を納得させるものとなっていきます。

一方、精神世界は主観的です。
その人の精神世界であり、他者と共有することはできません。
例えば個人のスピリチュアルな体験を話しても、多くの人を人を納得させることはできません。
しかしそのことが他社との間で問題になることはありませんので精査する必要はありませんし、個人の精神の問題です。
正しいか否かは問題ではなく、個人の精神の在り方に注目するのが精神世界です。

ただし『引き寄せの法則』を哲学的に分析すると、精神世界とそれほど大きく違わない答えを出すことができます。
つまり、『自分の人生は自分の体験で成り立っている』ということです。
人の人生の意義は、その人本人にしか見い出すことはできません。
「自分の思い通りの人生を生きる」という意味では、引き寄せの法則も哲学だと言えるでしょう。

現実的に引き寄せの法則は叶うのか

宝くじを買うとき、どんな気持ちで買いますか。
「当たればいいな~」「どうせ当たらないだろう」「運試しだ!」
様々な気持ちで購入する人がいるでしょう。
しかし上記のような気持ちでは、『当たらない』ということが大前提になっています。
残念ながら望むような金額が当たるのは難しいでしょう。

「当たるから使い道を考えておこう」「これで住宅ローンを完済できるぞ」
このような『当たる』ということを大前提にした考えを当たり前のように持つことができれば、“当たる”波動を発することができ当たりを引き寄せることが可能です。
ただし、当たらなかった場合に、「なんだ当たらなかった」や「やっぱり叶わないのか」などと『当たらない』ということを自分の中で確認してはいけません。
「やっぱり当たらない」ということを引き寄せてしまうからです。

引き寄せの法則は簡単に行えることではありません。
徹底した思考、つまり潜在意識の改革が必要なのです。
しかしそれができれば、叶えることはできるでしょう。

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