ニューエイジという精神世界

ニューエイジは宗教なのか

『ニューエイジ』という言葉をご存知でしょうか。
ニューエイジは、1960年代~1970年代にアメリカで生まれた霊的思想のことで、それまでの宗教的な思想を根本から崩すような思想です。
新たな思想は、現代の精神世界的思想にも影響を及ぼしたと考えられます。
ニューエイジという言葉には、“新しい時代”“新しい世界”“新しい思想”という意味があります。
つまり、ニューエイジとは“思想”であって、宗教そのものではないということです。

ニューエイジが発祥した当時のアメリカは、社会的に非常に不安定な時代でした。
ドラッグの文化が生まれたのもこの時期で、ヒッピーやロックの流行、ビートルズの流行などもこの時期でした。
そんな中、それまでの科学発展至上主義では世の中は決して良くはならないという思想のもと、それまでの文化に対抗する考え方が拡大していったのです。
そしてそれまでの文化(=カウンターカルチャー)が起源となった、スピリチュアルな世界を追求の運動が『ニューエイジ』です。

ニューエイジの持つ意識

ニューエイジの思想を持つ人たちは、下記のような主張を持っています。

『全ての人が霊性に目覚め、意識のレベルが向上する時代がやってくる。
隠されていた霊能力や超能力は覚醒し、全ての存在の心が通じ合うことで争いはなくなり、愛し合い、愛と平和と調和の時代が訪れる。』

ニューエイジの基本には、それまでの古い宗教的な教えや道徳は手放し、新しい思想を追求するという思想があります。
『全ては一つであり、一つは全てである』という一元論的な思想と、『神と宇宙、或いは神と自然とは同一である』という、いわゆる“万物に神が宿っている”という思想が合わさっています。
また、自らを聖なるものとしたり、人に備わっている無限の潜在能力は自分で完全実現することができるという思想も持っています。

ニューエイジの主張では、そういう時代がやってくるということです。
ただし、ここで述べたニューエイジに関する情報は全てではありませんし、ニューエイジ自体が非常に幅広い概念ですので、把握することは難しいでしょう。
また、人によって定義が異なるため、自分なりの定義を持つことができるのも、ニューエイジと言えるかもしれませんね。

ニューエイジとスピリチュアルの違い

日本では一度は勢いを失った精神世界ですが、その後のスピリチュアルブームで僅かながらに認知されて来ているようです。
それぞれに“心霊主義”や“近代人智学”を中枢としている『ニューエイジ』と『スピリチュアル』ですが、実はこの2つには大きな隔たりがあります。

・発祥国の違い

実はこの2つは、全く別のところで発症しています。
ニューエイジ=アメリカ
スピリチュアル=イギリス

・霊的存在との交信

ニューエイジは、交信は波動を高めるためのものであることから、繋がる相手は“宇宙”や“高次元”のものとなっています。
スピリチュアルでは、交信が霊的存在からのメッセージを受け取ることが目的となりますので、繋がる相手は守護霊や上級霊などとなります。
こうした違いは、信仰している人にとっては大きな違いとなります。

精神世界と新興宗教

精神世界は、大きな括りで非常に大雑把なものです。
新興宗教はその中の一つだと言えるでしょう。

新興宗教は時間の経過と共にその位置づけは変化しますし、それは時間が経過しなければ分からないことです。
多くの新興宗教の大きな特徴として、信仰する神を信じることを強要し、そのことによって幸せを手に入れることができるという形態があります。
しかし精神世界でそれほど霊の存在を信じる必要はありませんし、霊の存在を肯定する必要もありません。
一つの“精神”が実在することを信じているのであれば、それだけで十分なのです。

『輪廻転生はあるのか』『霊はいるのか』『霊界はあるのか』
こうした問題については、人が個人個人で持っている感覚に違いがあるのは当然です。
大切なのは“信じること”より“注意深く観ること”で、人間の精神を見つめて見えてくるものこそが『真実』なのです。

現実で望みを叶えるということ

人には多くの望みがあります。
しかし、ほとんどの方が望みが叶わないことを諦め、それが当たり前のように暮らしています。

愛されるためには努力をしなければいけない。
裕福になるためにはもっと頑張らなければいけない。

このように思っている方は多いでしょう。
精神世界やニューエイジでは、行動することより心を重視します。
世の中は人の心で作られていると考えるからです。

まずはイメージして下さい。
イメージしたことは、現実となります。
ですから悪いイメージを持つのは止めましょう。
良いイメージをし、自分の望むものをイメージするのです。
ただし、妬みや憎悪のもとにイメージしたものは、本人にとって良い形で実現することはありません。
純粋な気持ちで、より具体的にイメージすることが大切です。

こうして思いが実現することを『引き寄せの法則』と言います。
ご自身の中で、『現実は自分で作る』と決めてください。
自分の幸せが実現するのは、自分のイメージが作るものなのです。

イメージはリアルなほど良いですね。
どこで、どんな風に、どんな感触で、どんな匂いで、光は?音は?見た目は?
出来る限り具体的に、五感を使ってイメージします。
そして繰り返しイメージすることです。
常に明るい気持ちで過ごし、ポジティブな気持ちを持ってください。
気を付けなければいけないのは、話す言葉です。
お金が欲しいと願っている人が、「お金がない」と言葉にすると“お金がない状況”が実現してしまいます。
「お金がない」と言っていれば、いつまでもお金がない生活になってしまいます。
嘘でいいのです。
「私はお金持ちです」「お金に不自由していません」と言うのです。
「嘘は言えない」と言う人は、そのことに関して黙っていましょう。
紙に書くのも良いですね。
「私はお金持ちになりました」「全くお金に不自由していません」

そうすると、心のパワーが理想の未来を作ることに動き出します。
決して「まだ変わらない」などと考えないことです。
そんなことを考えたら、『まだ変わらない』自分を引き寄せてしまうからです。
変わる順番は、先に『心』それから『物質』です。

引き寄せの法則でなりたい自分になり、望むものを手に入れましょう。

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